現在進行中の木造新築工事です。
床柱に使用する材木を銘木店に選びに来ました。このお店は知る人ぞ知る銘木店で、あの演歌の大御所、北〇三郎さんも買い付けに来ているそうです。
まず驚いたのは値段です。柱一本で何十万~何百万まで。話には聞いていましたが、実際目の前にして興奮してしまいました。
今回選んだ柱は本霧島杉。本霧島杉はなかなかお目にかかれない貴重な一本。
霧島杉は南九州の霧島火山系一帯から産する大径木で、現在、ほとんどが社木となっています。風倒木や枯木しか使用できない稀少林で笹の葉を散らしたような優雅な杢目を「笹杢」といいます。笹杢の入り具合で値段が決まるそうです。
とても貴重な経験をさせてもらいました。