木製建具工事
廊下の壁の一部が収納になっており、壁の仕上げをそのまま建具にも反映させています。
壁に見えるように工夫がされております。
この写真には建具が何枚あるでしょうか?
正解は5枚です。
木製建具工事
廊下の壁の一部が収納になっており、壁の仕上げをそのまま建具にも反映させています。
壁に見えるように工夫がされております。
この写真には建具が何枚あるでしょうか?
正解は5枚です。
今回の仕上げで左官工事のもう一つの仕上げです。
一部が和室になるため、この部屋の仕上げは土壁になっています。
わらすさを土と混ぜて使用しています。
まだ塗って間もない為、色が濃いですが渇きとともにもう少し明るくなってきます。
天然素材は調湿効果に優れており見た目以上に建物に貢献してくれるでしょう。
内部の左官仕上げです。
漆喰塗りは金鏝て押え、鏝むらがある箇所は「シリカライム」という材料を使用しております。
外部で使用した材料と同じものです。
鏝むらをいかに見せるかという工法と
鏝むらをいかに見せないかという工法と
二つが織りなす空間は感慨深いものがあります。
左官仕上げに入り内部の完成が近づいています。
蛇腹引きのモールディングも完成しました。
漆喰の質感があり、木製とは全然違います。
モールディングの留めの部分は型を引けないので手作業で
形を作っています。
この写真は左官工事に使用されるモールディングの型です。
これは蛇腹引きとされる工法で、今では殆ど失われてしまっている施工方法です。
重要文化財などではしばしばお目に書かれる内容ですが、一般住宅で行われることは珍しいです。
漆喰を塗り付けこの型板を引いて形を作ります。実際に施工しているところも今度紹介したいと思います。