竣工写真です。
無事に竣工することが出来ました。
木造新築工事でも普段お目にかかれない仕上げや、特殊な材料など、いろんなことを経験させて頂きました。
和室施工完了。
和室って本当にきれいです。日本独特のものですし、いろんな場所に匠が存在しています。
障子は雪見吹寄せ障子。天井は敷き目天井。回り縁は二重(ふたえ)。床柱は霧島杉。などなど・・・。
材料や工法など奥が深いです。一見普通に見える箇所も手間が加わっていたりと技術の集合です。
この写真は長押の留め加工状況です。どこの場所かわかりますか?
和室の壁仕上げ京壁の施工状況です。左官業の職人さんも久しぶりとのこと。
金鏝てで平らに仕上げる技術は素晴らしいものがありました。
鏝むらを残さない綺麗な仕上げは熟練した職人さんならではの技術です。
この写真は下地塗り後の仕上げ塗り状況ですが、仕上げ塗りは3回に分けて塗っていきます。
乾き具合や塗り厚、材料と接着剤のバランスなど塗る回数を重ねる毎に調整していきます。
錆竹と桜の落し掛け取り付け後の写真です。
天井回り縁と錆竹の収まり方も回り縁を大きくし錆竹がぶつかる様に取り付けられています。
施工完了後です。
回り縁とは対象に床巾木は錆竹を勝たせる様になっています。
製作したキッチンカウンターです。
以前紹介した施工図を元に製作しています。
正面には引き戸が入り、中の棚はダボ穴を取り付け高さの調整が出来るようになっています。
施主様の利用条件に対応した家具になっています。