草花道場改修工事、竣工致しました!!

正面の引き戸は既存がガラスの框戸だったのですが、武道を行なった際にぶつかり、ガラスが割れけがにつながってしまうため、板に入替え塗装しました。しまった黒色で仕上げました。

また、床も杉板縁甲張りをしています。

トイレは最後にカーテンを取付しました。女性トイレと男性トイレとの目隠しになります。扉ではなくカーテンを取り付けることでゆとりのある幅として配慮されています。

工事が完了した後に道場の生徒の方々が見学に来られて、とても喜ばれる姿を見て嬉しく思いました。また、お施主様には工事中に何度も足を運んでいただきました。工事が完了した際には、大変喜んでいただき、お施主様の喜ばれる姿を見た時に工事が本当に完了したと感じる瞬間になりました。

１か月程度ではありましたが、無事に竣工することができました。

お施主様、設計の先生を始め、協力業者の方々には感謝申し上げます。

今回の現場は今まで携わってきた工事の内容を活かせた現場となりました。

また、次の現場でも精一杯取り組んでいきたいと思います。

塗装工事が完了し、完成目前となりました。

外部の壁は淡い色で仕上げ、内部は室内が明るくなるように、また商品が引き立つように白色で仕上げています。

外部です。まだ足場がありますが、足場が外れるとまた違った様子がみられます。

基礎立ち上がり（幅木）部分はあえて木目を残し、壁部分のみを白色に塗装しました。

養生が外れたため、お店の全景が見えてきました。まだ完成ではないのですが、養生を外したときは完成した時の気持ちと同じ感情がこみ上げてきました。

上席の造作、天井・壁ｸﾛｽの貼り替えを行いました。

畳・神棚・鏡の設置もされています。

上席の造作です。予め設計の先生と上席の高さを決め、上がり框は特注で発注しました。

また、仕上げ材が畳になるので畳の寸法を職人さんと打ち合わせも行っています。

天井のクロス貼りは長手方向は継目なく貼りました。長さ９ｍほどあるため、職人さん２人がかりで作業をしました。

上席側一面のみ雰囲気を変え、クロスを違うものにしています。全体を見たときに引き締まった色合いになりました。

居合の道場の為、自分の形を見るための鏡も依頼されました。

左側は既存の収納ですが、内部の棚を造作し、扉にガラスが入っていたものを鏡にしています。右側は既存収納撤去後、壁に鏡を施工しました。

畳と神棚も設置完了です。

畳は１帖の大きさのものを設置せず、見栄えがよく畳が３等分なるように寸法を指定したものを設置しました。

下地を組む工事ではシナ合板の割り付け寸法を考慮しながら、寸法を検討しました。また、設計の先生がお客様へ分かりやすく、描いたイメージスケッチを用いて職人さんと打ち合わせを行いました。

図面でなくイメージスケッチがあることで、お客さんへの伝達だけでなく、職人さんへの伝達としてもスムーズに行うことができます。

内部の壁はシナベニヤで仕上げました。

建具も取付をしています。

建具はタモ材という外部に強い木材を使用しています。また、大きなガラスも入るのですが、塗装を行う関係で写真は仮で板を入れています。

今回はトイレも工事させていただきました。間仕切りを変え、ユニットシャワーを新たに設置しました。

既存の範囲の中で使用する方が使いやすい通路幅を設計の先生からご指示いただき、下地を組みました。細かい収まりなどはお施主様と設計の先生と打ち合わせの中でご提案などもさせていただき、進めていきました。

木下地です。ユニットシャワーを設置するために既存の大引きや根太を補強しました。また、排水・給水の管の設置も行っています。

ユニットシャワー上部には換気扇と電気配線が接続されています。

照明器具もすべて取替えLED照明になったので、以前よりとても明るくなりました。

また、床には点検口を設置し床下の配管など点検できるように配慮しました。